本記事の内容
・田端信太郎さんの書籍「自分を探すな世界を見よう」の内容をポイントを絞ってご紹介します
ライブドアの堀江貴文さん、ZOZOの前澤友作さんらトップクラスの経営者のもとで働き、経営を支えてきた田端信太郎さんの
著書「自分を探すな世界を見よう」について、ポイントを絞ってご紹介します。
本書は田端信太郎さんが自分の息子へ宛てた人生の指南書的な内容となっています。
田端さんがこれまでの人生の中で得た、気づきや学びが凝縮された一冊。
大人の私たちが呼んでも新たな気づきが得られる一冊となっています。
本書の中から特に気になったポイントを絞ってご紹介します。
【自分を探すな世界を見よう】
≪ポイント1≫
原体験が人生を豊かにする
ポイント
・原体験とは、その人の生き方や考え方に影響を与える体験のこと
【自分を探すな世界を見よう ポイント1】
原体験が生きる感度をあげる。
自分の手足を動かし、五感でモノを感じた経験こそが原体験、どれだけ本を読んでネットで調べて知識を集めたところで知識として知っただけのものは自分の感性を形作る原体験にはなり得ない。
リアルの体験と感覚を積み重ねて人生はより豊かに、よりカラフルに彩られていく。
何が原体験となるのかは時間が経ってみないと本人にもわからない。
ネットで調べればほぼ全ての疑問の答えは手に入る時代、それだけで全ての答えを知った気になってしまいますが、それは大きな間違いという事です。
どんな些細な事も実際にやってみることが大事、人間歳をとると新しい事をやる気力がなくなっていきますが、調べただけで知った気にならずにどんどん新しい事をやっていきたいと思いました。
また、この本を読んで何が自分の原体験だったのか今までの自分の人生を振り返り、思いを巡らせました。
「原体験が人生を豊かにする」この言葉は自分の子供を含む、Z世代の人達に特に伝えたい言葉です。
インターネットがすぐそばにある時代、実際に体験することの大切さを伝えたいです。
【自分を探すな世界を見よう】
≪ポイント2≫
生きていく上で必要な2つの力
ポイント
・学び続ける力と、人と繋がる力
【自分を探すな世界を見よう ポイント2】
生きていく上では学び続ける力と、人と繋がる力の2つが必要。
本や映画など様々な作品に触れる事はそれだけで自分の中に引き出しを作る行為。
人と人が分かりあうには「固有名詞」が大事で、固有名詞が被った瞬間「この人はこういう人なんだ」と見えてくる事がある、
選択肢が無数にある本の中で愛読書がかぶった時の驚きと喜びは大きく、一気に打ち解け合えるだろう。
「知らない」と「見てみた」の差はあまりにも大きい。知らないままでは話し合う事も議論する事もできない。
生きていく上で必要なこの2つの力を身に付けるのに、本は強い味方になってくれるという事です。
やはり読書は人生で大切という事が再確認できました。
映画にしても本にしても、誰かから勧められたものは気にはなりますが、実際見てみるかというと見ない事の方が大半です。
好き嫌いはどうしてもありますが、「見てみる」という事が自分の引き出しを作るためにも必要な行為という事が改めて分かりました。
これからは、人から勧められた本屋や映画は優先して観てみたいと思います。
【自分を探すな世界を見よう】
≪ポイント3≫
揉め事上等、トラブルこいや!
ポイント
・揉め事を怖がらなくなるだけで、ビジネスパーソンとして大きく成長できる。
【自分を探すな世界を見よう ポイント3】
仕事をする上で出来るだけ揉め事は避けたいと思うものですが、
板挟みになり、揉めているという事は自分の付加価値を出せるチャンス。その場を解決に導く事ができれば大きく成長する事ができ、会社にとっても必要な人材になる。
会社員ならば失敗してもせいぜい「クビ」を言い渡されるだけ、「死刑」になるわけではない。失敗を恐れずにアグレッシブに行こう!と田端さんは解いています。
仕事でトラブルが発生するたびにこの言葉を思い出したいと思います。
【自分を探すな世界を見よう】
≪ポイント4≫
意見と人格を区別する
ポイント
・意見への批判を人格への攻撃と誤解しない
【自分を探すな世界を見よう ポイント4】
議論の際に自分の意見を相手に否定されると、あたかも自分自身が否定された様に感じ、落ち込んだり、逆ギレしたりしてしまうものです。ですが、相手はあくまで意見に対して否定しただけであり、その人の人格を否定したわけではないと言う事を忘れてはいけません。
もしも論破されたって「そうか、そういう考え方もあるのか、参りした!」と素直に認めれば良いという事です。
会議や打ち合わせの際には常にこの考えを忘れずに挑みたいものです。
【自分を探すな世界を見よう】
まとめ
ポイント
・原体験が人生を豊かにする
・学び続ける力と、人と繋がる力
・揉め事を怖がらなくなるだけで、ビジネスパーソンとして大きく成長できる。
・意見と人格を区別する
【自分を探すな世界を見よう まとめ】
本書は田端さんが息子へ宛てた人生の教訓となっていますので、田端さんのこれまでの人生で感じたことや考えたことが凝縮されています。
ビジネスマンとしてさらに成長したい人には得にオススメです。
また、お子さんがいる方は本書の内容をそのまま自分の子供に伝えたくなる内容になっています。
現在は多方面で活躍されている田端さんですが、若いころの仕事での辛い経験などが垣間見られるのも新鮮です。
まだ本書を読んでいないという方は、是非とも読んでみてください。